みおりの出産時のはなし 〜おとうさんの夏休み〜

出産予定日は9月3日。
夏休みはおかあさんと毎年海外旅行に行っていたのですが、
この年はさすがに無理。
夏休みは8月27日から9月4日までとし
臨月をむかえ、体の重さがピークのおかあさんサポートと
出産受入にあてることとしました。
献身的、かつ模範的な自らの姿勢に自画自賛していたのですが
周囲は「当たり前じゃん・・・」と冷たいリアクションでした・・・。


8月16日から臨月だったので、いつ産まれてもおかしくない状況。
お産を促進するために少し運動をしたほうがよいということで
お腹の大きなおかあさんと、ぎらぎらと夏の強烈な日差しが
照りつける中、毎日散歩をしたのを覚えています。


朝起きて、本を読んで、散歩して、風呂にはいって、
夕食を作って、ビールを飲んで、床に就く、
で、床に就く時に「今日は産まれなかったなぁ〜」などと考える、
そんなのんびりした夏休みを過ごしていたのを思い出します。


ちょっとした用で小平に電話するとこちらが用件を言う前に
「産まれた!?」と期待感と焦りからくる質問をうけ、
「いや、すいません・・・、まだ産まれてなくて、で、
 魚のおろし方を聞きたくて電話したんだけど・・・」
なんてやり取りをしたのをおぼえています。


そんなこんなで、結局夏休み中は生まれず・・・。
休み明けに会社に行けば、当然「産まれた?」という質問の嵐。
焦る気持ちはもちろんありましたが、周囲のそんな雰囲気が逆に
「まぁ、そんな焦らずに・・・」と、
気持ちを少し穏やかにさせたものでした。


(つづく)

<誕生4ヶ月前 〜沖縄旅行〜>

夏休みの海外旅行は無理そうだったので
GWを利用して沖縄に旅行。
機内で生まれてくる赤ちゃんにと
もらったおもちゃはみおりのお気に入りです。
※参考


(By おとうさん)